Pixiaワンポイント講座
Pixiaで画像を合成する5つの方法(5)
B-2・背景レイヤを透過色プレーンで透明化する画像合成方法
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(5)B-2・背景レイヤを透過色プレーンで透明化する画像合成方法
前ページでは、「B-1・背景レイヤの一部を消しゴムor白で塗りつぶす方法」を紹介しました。
今度は、「透過色プレーンを使って、背景の一部を透明化する方法」を見ていきます。
B-2・背景レイヤを透過色プレーンで透明化する画像合成方法
これは、透過色プレーンを使って、背景レイヤの前景と重なる部分を表示させないようにする方法です。
再度、「透過色プレーン」の説明
前々ページ「A-2・前景レイヤの、透過色プレーンを使って透明化」の繰り返しになりますが、透過色プレーンはレイヤに含まれる機能で、画像の一部の表示を抑制する=透明にする機能です。消しゴムで消して透明化するんじゃなくて、表示させないように制御するということです。
おおまかな手順
手順は、
- 前景と重なる部分を領域選択
- 背景レイヤに透過色プレーン追加
- 透過色プレーンで選択領域を白で塗りつぶす
- 画像プレーンに戻り、前景レイヤを「乗算」で合成
です。
やり方は前景レイヤの場合と同じ。選択する領域の違いだけ注意!
やり方は前景レイヤの透過色プレーンを使う場合と同じです。領域選択する部分の違いだけです。
背景レイヤを透過色プレーンで透明化する画像合成方法
メリット
修正しやすい。前景レイヤの濃度調整がしやすい。
- 一度保存したあとも消した部分を元に戻せるので、修正しやすい。
- 前景レイヤの濃度調整ができる。
前景レイヤには手を加えていないので、前景レイヤの濃度を低くしても背景が透けることがありません。ここが、個人的には大きなメリットです。
背景レイヤを透過色プレーンで透明化する画像合成方法
デメリット
- プレーンの追加作業や操作に慣れが必要。
プレーンの追加などに手間がかかる。
これは「A-2・前景レイヤの、透過色プレーンを使って透明化する方法」と同じです。Pixiaにある程度慣れた人なら、とくに問題ないかと思います。
B・背景レイヤの一部を消す画像合成方法 まとめ
- B-1・背景レイヤの一部を消しゴムor白で塗りつぶす画像合成方法
- シンプル―○。
- 一度保存したら、消した部分を元に戻せない―△。
- B-2・背景レイヤを透過色プレーンで透明化する画像合成方法
- 画像プレーンには手を加えないので、修正しやすい―○。
- 前景のレイヤ濃度調整ができる―○。
- 若干手間がかかる―△。
まとめると、こんな感じになりました。 (メリット・デメリットはあくまで私個人が感じたことです)
つぎのページでは、5つの合成方法をまとめて比較してみます。
<<(4)B-1・背景レイヤの一部を消しゴムor白で塗りつぶす画像合成方法 ¦ (6)Pixiaで画像を合成する5つの方法 まとめ>>
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