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LAST Aice5 着物風衣装編(3)
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(3)線画
下描きまではPixiaで描いていましたが、線画はSAIで描いていきます。
まずは神田さん・リーダー・浅野さんの3人から。
↑この3人です。
Pixiaでは、現在のレイヤ構成は以下のようになっています。
- 「参考」レイヤ（頭身合わせの目安）
- 「体ラフ」レイヤ
- 「服髪ラフ」レイヤ
- 「下書きrbg」レイヤ（最初の3人）
- 「下書きpy」レイヤ（あとの2人）
4番目の「下書きrbg」レイヤをコピーして、SAIに貼り付けます。
このとき注意しないといけないのは、コピーする前に、レイヤを不透明にするということです。
不透明にしないでレイヤをコピーしてSAIに貼り付けると、以下のようになってしまいます。
↑消しゴムで消した＝透明にしたところが、消えていない状態になっています。（クリックで拡大）
こうならないようにするために、コピーする前にPixiaでレイヤを不透明にしておきます。
Pixiaでレイヤを不透明にする
- 「下書きrbg」レイヤ以外のレイヤを非表示にする。
- 「画像」メニューから「レイヤの結合」をクリック。（解説図1）
- 「非表示レイヤを破棄して新規ウィンドウ」を選択。また、「透明色の結合」の「不透明にする」も選択。この状態で「OK」を押す。 （解説図2）
- 新しいキャンバス「名前なしのLAYER0」が作成される。
これで、不透明化できました。
この「LAYER0」レイヤをコピーし、SAIの「ファイル」メニューの「クリップボードからキャンバス作成」を選びます。
↑今度は無事、消しゴムで消したところが無い状態で貼り付けられました。（クリックで拡大）
……この不透明化の作業、下描きを描く時に消しゴムを使わずに白で塗りつぶしていれば、べつに必要ないかもしれません。私はどうしてもクセで消しゴムを使ってしまうので、この作業は必須なんです。(^^;)
SAIで線画を描く
体や衣装、顔など、パーツごとにレイヤを分けて描いていきます。
レイヤ構成は、
- 「下描き」レイヤ
- 「体」レイヤ（顔の輪郭や手足など）
- 「髪」レイヤ
- 「衣装」レイヤ
- 「飾り・顔」レイヤ（顔のパーツと、髪飾り）
という感じになっています。
ひととおり描き終わったら、もう一回DVDを見て、細かいディテールをチェック。
残りの2人も、別ファイルで同様に描いていきます。
で、描き終わったのが以下の2つ。（画像クリックで拡大）
5人全員の線画が終わったら、以下の手順で一度5人全員を合わせて、バランスなどを確認してみます。
- 「ファイル」メニューの「新規キャンバス」で、1024px×768pxのキャンバスを作成。
- 「線画rbg」を1枚のレイヤに統合し、コピーします。
- 2を、1で作った新規キャンバスに貼り付けます。（「レイヤー2」として貼り付けられます。※「レイヤー1」はキャンバス作成時に作られています。）
- 「線画py」も同様に1枚のレイヤに統合し、コピペします。（「レイヤー3」として貼り付けられます）
↑こんな感じで、5人全員を合わせてみて、バランスなどを確認します。（画像クリックで拡大）
線画の修正
線画を修正します。修正点は5人の配置と、帯まわりです。（とくに神田さん。帯の飾りを描き忘れてたので、描き足し。）
↑修正後の線画（クリックで拡大）
ちなみに、修正前の線画はこんな感じでした。（クリックで拡大）↓
……微妙。客観的に見るとたいした違いはないかもしれません。（^^;）
次は、色塗り作業の下準備。色マスク作成と、試し塗りです。
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- Pixiaホームページ
- Pixiaの公式サイト。Pixiaのダウンロードなどはこちら。
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